はじめてのインターンメンター

はてなに入って初めてのサマーインターンメンターを体験した。

自分はシステムプラットフォーム部というところで横断的なSREをしている。今回のインターン生であるFurutsukiさんは、前半過程を1位で通過して僕らのところにやってきた。はてなのサマーインターンは講義中心の前半過程2週間と、チーム配属になり2週間チームが出した課題に取り組む後半過程がある。後半過程の成果として彼が書いてくれたブログがこちらだ。

https://developer.hatenastaff.com/entry/2019/09/13/110131

この記事は踏み台を作ったり、運用してる人たちに届いたようでよかった。この記事を書いている時点で293ブクマが付いている。インターン生の成果を導いてあげられたことを喜んでいる。また、2人でメンターをしたのだが、2人とも新しい技術に触れられる機会を得ることができたので大いに刺激をもらえることとなった。

今回は実現可能かどうか検証するところからやってもらったので、調査して実験して実装するという流れとなった。本人は遅いと言っていたが、どのフェーズでも手が早くて驚かされた。また、この機能を作り込むと負債になると言ってくれたことがあり、学生の頃から技術的負債についての見通しがあることにも驚かされた。ここらへんからは、ある種インターン生とメンターというよりは同僚として見ていた部分もあると思う。すごすぎる。

初めてメンターをやったことで反省したこともある。自分のチームメンバーが、うちのインターン生とメンターとの会話が少ないのではないかと後半過程の折返し、つまり1週間が終わりそうな頃に言ってくれたのだった。これにはとても焦った記憶がある。このままでは成果を出すことや、満足の行くインターン体験とならないのではないかと思い、インターンにしっかり集中することとした。ペアオペや、会話を増やすことができた。この経験は次回以降の改善につなげていくことにする。

インターンが終了する間際に、以下のような参加記を残してくれた。満足する体験の一部を提供できたようでうれしく思う。

https://furutsuki.hatenablog.com/entry/2019/09/13/221705

JALの修行を完了した

修行とは

航空会社の上級会員になるための一連の活動のこと

記録

理解してもらえないことが多そうなので修行は独身のうちに済ませておこうと思っていたのだが、計画通り完了することができた。2019年1月12日の伊丹-新千歳便からスタートして2019年9月7日の福岡-伊丹便で50搭乗を達成した。私用では新幹線に乗らずに飛行機を使うように心がけていたら9月で解脱することができた。費用としてはだいたい50万くらいかかった。単価計算シートをつくって割引運賃を使ってだいたい1搭乗で1万円ちょっとというくらいに落ち着いた。那覇-離島便をもっと使えばもう少し単価を抑えられた感じはするけれども、自分の用事や行きたいところ優先にしたのでそこそこ単価は高くなったと思う。

ここからは旅の記録として書き残しておこうと思う。ホームとした空港は伊丹空港だった。京都駅-伊丹空港のバスは何度乗ったかわからないくらいだ。宮古空港に行き、外に出て芝生の上で飛行機を見たり、宮崎ブーゲンビリア空港の展望デッキでぼーっと飛行機を見ていた時間が一番心地よかった。何もしないをしに行くために、南の島へ行く飛行機に乗った感があった。伊丹を出発して沖縄を経由して羽田に行ったこともあった。すべてが異常な思い出という感じで楽しい。

前略空の上よりというマンガがある。書いてある内容は空港好きとして同意できる物が多かった。空港の展望デッキは、その空港ごとに作りが違って面白いと書いてあったので出来るだけ訪れた空港で展望デッキに行くようにしていた。飛行機を眺めながらぼーっとするのは精神衛生上良いことがわかった。心底飛行機が好きらしい。

行き先を集計してみたところ以下のような結果になった。普段の暮らしをしていたらあまり縁のないような空港に行けたのは飛行機、空港好きとして良い体験だった。

自分の中で一番美味しい国内の空港レストランは、宮崎ブーゲンビリア空港の夢かぐらというお店がダントツで1位となっている。冷や汁、チキン南蛮、鰹の刺身がセットになっている御膳を食べたが最高だった。宮崎にはまた行きたいと思う。

人におすすめしたい空港ランチ情報を持っている人がいたらぜひ教えて下さい。

ライジングサンからの札幌ツアーで大満喫

僕らのライジングサン行きが決まったのは2月のことだった。NUMBER GIRLが再結成と聞き、周りや各方面の音楽好きがいてもたってもいられない状況になっていたり、自転車乗りながら泣く人もいたそんな2月だったと思う。

 

今回総勢28人でテントサイト(7つ)を抑え、札幌や現地で集合し、ライブを楽しみ、現地や札幌で解散するというとても楽しい旅をやってきたのでその記録をしとこうと思う。

北海道に20年以上住んでいながらライジングサンに参加するのは初めてのことだった。一緒に行く人にも初めての人が多く、準備に関してわからないことが多かった。同僚のdaiksyさんが毎年のように参加しており、かなりの知見を吸わせてもらうことができた。ありがたい。

ゲラゲラ笑いあったり、音楽に関して知らないことをたくさん教えてくれた同行者たちのおかげで異常に楽しめた。

前日と1日目

前日入りしていつもの石鍋亭で生ラムからモツ鍋に切り替えようとしてたタイミングで翌日のライジングサン1日目中止という連絡を受けた。すすきの全体が揺れていた。台風の影響だった。しかも1日まるっと中止するのはライジングサンの16年の歴史の中で初めてとのことだったらしい。当時のすすきのの揺れっぷりはこのまとめが詳しい。

https://matome.naver.jp/m/odai/2156587003484354401

NUMBER GIRLという求心力を失ってグラグラになった人たちが、向井秀徳ポイントに集まり向井秀徳ごっこをして撮影したり無許可で弾き語りが始まり大合唱するなどのことが行われていた。エネルギーや暇を持て余した人々で作り上げていた雰囲気は、なんだかとても楽しかった。

中止となったライジングサン1日目は悪天候ではあったけど定山渓で温泉に入り、磯金で魚介類を食べまくるなどしてこれまた楽しく過ごした。

2日目

僕はこれらのアーティストのライブを見た。結局テントで仮眠、休憩したのは合わせて2時間くらいで、ライブを満喫しまくるスケジューリングだった

 

 

見た中で一番良かったのはSOIL&"PIMP"SESSIONSだった。ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011と、2015年くらいに恵比寿のLIQUIDROOMでどちらもアツいライブを見たのだが、今回は特に聞いてる人の盛り上がりも自分の盛り上がりもすごかった。やっぱり社長すごい。アジテーションによるアゲみがMAXという感じがあった。SOILなりの素晴らしいアレンジでスパルタカスのテーマや、Moaninを演奏してくれたのだが、ジャズを少しかじってた身としてのテンアゲイベントだった。ここが最高潮。

フジファブリック若者のすべてをやってくれたのが最高だった。崎山蒼志さんはテクとエモみと不安定さが共存しており大人たちが騒ぐ意味を一瞬で理解できた。GLIM SPANKYは渋さがましており安泰であったし、照明の完成度が恐ろしいほどに高く良いライブだった。さわお生で見られたのは感動。やっぱりロックスターだった。

当初の想像どおり、Dragon Ashを子守唄として聞きつつ仮眠して、ハミガキブースで歯磨きしていたらもう朝になっていた。

 

ライジングサンについて

夏フェスってこんなに涼しくていいんだなと思った。生まれ育った土地の気温変化のなかにある夏フェスすばらしい。想像の範囲内で気温がおさまってくれていた。ベタベタのドロドロにならないのは快適の一言です。

今後も参加できるとしたら気をつけたいことをいくつか書いておく

  • 登山靴最高
  • 上着は厚手のパーカーも、薄めのウインドブレーカーも両方用意しててよかった
  • 長ズボンも必要。クライミングパンツ楽でよかった
  • アウトドア用のハットで耳の日焼け防げてナイスでした
  • タオル、Tシャツを多めに持ってたのもナイス
  • サングラスはもちろん必須
  • 日焼け止めは数時間おきに塗り直そう
  • 半ズボン時のふくらはぎ塗り忘れに注意

 

札幌について

札幌くわしい人間として、同行者のみなさんの胃袋サポート業務をやっていた。良さを再確認した店もあれば、発掘できた店もあったので記しておく

  • 石鍋亭は最高
  • 磯金もよかった。欲を言えば、てっちゃんで異常な舟盛りを見ておかしなテンションになりたかった
  • 月と太陽良い
  • 直伝屋が円山に移転してて衝撃的だった
  • ミルク村だいたい喜ばれる
  • 北光園安くてうまい。京城屋やってなくて頑張って探した甲斐があった

ライジングサンにも、札幌にもみんなで行けてよかった。また行きたい。

会って話すのはやっぱすごい

ふだん東京と京都に分離してるSREチームに所属している。僕は京都で働いている。そんなみんなで東京に集まり、外部の会議室にこもって付箋を使った振り返りをしたり、ミッションの確認などを行った。

(普段はリモートでスプレッドシートを使って振り返りしている)

 

今回の出張では会って話すことのパワーを感じることが出来て良かった。3ヶ月に一度くらい現在位置の確認やモチベーションのためにやったほうがよいなと感じた。開催に向けてスクラムマスターとしてちょっと苦労はしたものの報われた気はした。

久しぶりにボルダリングした

たぶん2ヶ月ぶりくらいにボルダリングをした。結果としてとてもよい体験だった。最近気持ち的にアグレッシブさが足りないなと思っていた。これはボルダリングに行けていないことに起因していそうだと感じた。

 

ボルダリングの良さはこんなところにあるんじゃないかと思った

  • 簡単に壁(物理的ではなく、できないことの象徴)にぶつかることができる
  • 簡単に自重を感じることが出来る

できないことと向き合わないと、ボルダリングジムにいる体験がどんどん悪くなってしまうのだ。むきなおりなのではないか。挑戦の気持ちを取り戻した。

自重を感じると、いかに自分の体重に無駄があるかがわかってくる。こんなに体重いらないって思えてくるのだ。この感覚があるかどうかは、食べるものや日々の運動にとても効果的であることは自分がよくわかっていた。

 

このように2つほど忘れていたものを取り戻すことができた。よかったですね。

最近の生活

最近の生活は、なにかぽっかりと穴が空いてる感じがしている。普通というかむしろ良好なんだけど、なにか物足りなさがある。

改善したい!とか、うおー〇〇したいという感情になりにくい。まったりしててこれはこれでよいと思うのだけど。

よくよく考えてみると本を読めていないので、活字にどっぷりする習慣を取り戻そう。あとはなんだか体が疲れてるので鍼に行こうかな。

最近は飛行機乗るペースがゆっくりになってきてるので、季節による疲れかなと思う。

最近ブログ全然書けてなかったのでリハビリ用の吐き出しでした

ファクトフルネスを読んだ感想

じゅーんさんが読んだと書いていて気になっていた、ファクトフルネスという本を読んだ。

june29.jp

思い出してみると本能に支配されていたなというエピソード

本書のなかに、「焦り本能」というものがある。焦り本能を抑えるには小さな一歩を重ねようとある。ここからは自分の過去の話だ。IT系のエンジニアとして、あるいは一人の人間として、上京したてのころは焦っていたように思う。「コードを書くことを毎日続けるのが良い」と言っている人を見て、自分がそんなにコードを書けないこともわかっていながら、ただただ焦っていたことを思い出した。でも、最近を振り返って見るとそこそこコードを書く仕事を続けているし、毎日とは言わずともだいたい毎日に近くコードを書くことと向き合えている。自分のモチベーションと向き合えるようになったからか焦りも消えた。

もう一つある。分断本能についてハッとしたことがあった。これはチームメンバーの発した言葉が、まさに分断を意識させる言動だったことがあって気が付かされた。あちら、こちらと分断して人や組織をカテゴライズすることは、分断本能によるものだとそのときに思った。もちろん、悪く言うつもりはないので、気が付かせてくれてありがとうと感じたエピソードだった。

感想

どのような人にもおすすめしたい。読んでみたらあなたの感想を聞いてみたいと思う。