犬派から猫派へ

小学生の頃から大学生の間くらいまで実家で大型犬を飼っていて、きちんと看取った経験があり自分は犬派であった。(大学生の夏休みで実家に帰るタイミングで、家族みんなが集まったときに亡くなっていった。かわいいやつだった)。今でもTwitterで犬という公開リストを作っていて癒やしの場として使うくらいには犬が好きだ。

結婚して猫との距離が近づいて状況が変わってきた。相手の実家にいる猫が懐いてくれており、猫も含めて家族として受け入れてもらえつつある感覚がある。最近になって猫を吸うというやつを体感し、これはたまらんものだ。と思えたので犬だけでなく猫も大好きになったのであった。

言いたいことをすぐに言う訓練

あくまで体感値だが、苛ついたときに何故苛ついたのか、どのようにするとよいかを当日中に何らかの形でアウトプットできることは僕の中では稀であり確率的には20%程度であることがわかってきた。これはなぜかというと、自分が苛ついているのは自分の誤りによるものなのか、他者からの影響によるものなのかという切り分けに自分の中で時間がかかっているからということがわかってきた。このプロセスは自分の場合たいてい場所か時間をおいたときに行われるものであって、即座に行わないのは冷静さを欠いているので適切ではないと考えているためである。そしてなぜか、シャワーをしているときに思い出し怒りをして、そのタイミングで整理が始まることが多い。

改善のサイクルを高速に回すためには、即座にフィードバックする必要があると信じているので、できる限り素早く苛つきの原因を言語化したいと考えるようになってきた。ここでタイトルに戻ってくるのだが、言いたいことをすぐに言う訓練をしていくことにしようと決めた。

追記

https://twitter.com/_inductor_/status/122160661060838604

 

こういう良い反応をもらった。そういえば自分が前提にしているところについて書けてなかったことに気がついた。ありがたいコメント

自分はどうもこの数年で上記の「苛つきの原因の切り分け」にかかる時間が伸びてしまったようだった。自分の感情を封じることに慣れすぎてしまったよくない状況だったのだと思う。そして昔からできるだけ褒めたり、いいじゃんと即レスすることを信条としている。感謝を伝えるのに恥ずかしいという感情は僕の中でほぼ皆無になっているのだった。

 

 

 

 

SRE NEXT 2020に行ってよかった

まとめ

sre-next.dev

最初にまとめを書いておこうと思う。

  • SRE NEXTよかった。楽しかったし、情報量多く、情報の質も高かった。次回があるなら確実に参加したい。
  • 実際にやってみたいと思ったこと
    • オンボーディングの改善
      • オンコール対応のシャドウイング
      • ある人のオンボーディング専用のSlackチャンネル設置
    • 物理的な障害対応エリアの設置を提案
    • ポストモーテムを書いた人を称賛する
  • 久しぶりにあった開発者っぽいと認識してた人が、いつの間にか似たような仕事をする人になっていたようで同窓会成分も少しあって楽しかった
  • 他のSREの人たちがどのように情報収集しているのかの一端が見えて、自分のアンテナが増えた or より正確にチューニングされた感じがしてよかった
  • 発表資料で割れ窓タイムの取り組みについて触れてくれている人がいてアゲでした

ツイート

うっかりSREクイズをやったところ、4/6問正解することができた。最近社内でコンテナ関係の勉強会があり、この写真で持っているk8s本をおすすめされていたところなのでAmazonでポチる前にもらうことが出来て嬉しい。一緒に写っているのは前職の同僚かつ友人であるおかしん。

どこまでSRE本のプラクティスをやればSREと名乗って良いのか?という質問がパネルディスカッションであったらしい。僕はどうでも良い質問だなと思っており、自分の組織に有効そうなプラクティスをつまみ食いすればいいんじゃないですかね?という答えが出てきていたことに安心感を持った。「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」この村上春樹の言葉のように、完璧なSREなどといったものは存在しないと思うのでやってみて名乗ってしまえばいいと思う。したいようにしよう。

ANAボーイングの話についてはこちらを参照されたい。直リンPDF注意: https://www.ana.co.jp/ana-info/ana/csr/report/pdf2007/CSR2007_P49.pdf 先日参加したRegional Scrum Gathering Tokyo 2020でも、一緒にやることの大切さをいくつものセッションで聞いた。大好きな「チームが機能するとはどういうことか」という本でもチームが機能するためにはチーミングが必要で、チーミングの成功に必要な行動の一つに「協働すること」が入っている。

blog.hokkai7go.jp

社内でBPF本の輪読会を始めたところなので、brendan greggの名前にオッとなった。詳解システムパフォーマンスという本もとても良く、USEメソッドなど知見の塊みたいな本を書く人だ。

心身の可観測性がほしい

最後に

主催者のみなさんお疲れさま!とても快適で楽しいカンファレンスだった。

また英語漬けになりたいしSREcon確実に行きたいなと思うようになった。どこの開催での参加を狙おうかな。

Regional Scrum Gathering Tokyo 2020に参加した

遅くなったけど書き残しておく。

はてなでは、スクラムマスターや開発プロセス、チームビルディング等に興味ある人たちで構成される、すくすく開発会という場がある。ここで id:daiksy に教えてもらったことがきっかけでRegional Scrum Gathering Tokyo 2020に参加することになった。

スクラム関係のカンファレンスに参加するのは初めてだったのだが、以下のツイートのようにとてもよい体験をすることが出来た。

https://twitter.com/hokkai7go/status/1214839105227354112

一番良かったのは、Coach's ClinicでSREチームでスクラムマスターをやるうえでの悩みをryuzeeさんに相談できたことだった。この相談をきっかけに、割り込みタスクの棚卸しや分析について取り組んでみることに決めた。チームの振り返り前にデータを集めておく感じでやろうかなと思っている。割れ窓タイムでトイル削減への継続的な取り組みは出来ているものの、それでもなかなかトイルや継続的な改善活動は進んでいかないという悩みがある。

他には、スプリントでは50%くらいは失敗しなさいという発言とか、フラクタルスプリントというものの存在など、参加して聴講して会話することでかなりの刺激をもらうことができた。

すくすく会や所属チームへのフィードバックだけでなく、外部にもこうした内容の発信を今年は増やしていきたいと思う。

Codewarsでプログラミングを学び始めた

今週のお題

SREとなって一年以上が経ちコードを書く機会が増えた。プログラミングに対しては以前から苦手意識があったが、そうも言ってられないなと思いプログラミングの継続的な学習に対して行動をし始めた。きっかけとなる出来事はもう一つあり、密かに尊敬しているTwitterのフォロワーがこのあとに挙げるサービスを使って勉強をしている様子が垣間見えたということも大きかった。

何かWeb上でプログラミングを学習しようと思ったので、以下の観点で探してみた

  • 学習したいプログラミング言語があるか
  • いろんな書き方が学べるか
  • 自分のレベルに合っていそうか

自分は今Rubyを書いているし、一番書ける言語はRuby(もしくはシェルスクリプト)という感じなので、Rubyを学べることは最大の要件だった。また、Go言語の学習も少し先に必要になることがわかっているので、RubyもGo言語も学べるところが良いなと思った。

そんななか、TwitterのフォロワーがCodewarsでRuby勉強している投稿をしていて気になったのでCodewarsを使い始めた。

https://www.codewars.com/

Codewarsで良かったと思うことがいくつかある

  • 課題ごとに使う言語を選べること
  • 提出前にテストコードを通す必要があるのだが、TDDのRed, Green, Refactorのサイクルを試しやすい
  • コードを提出すると、他の人が書いたよりスマートな解答を見ることができる
  • 問題文が英語なので英語も学ぶことができる

AtCoder競技プログラミングをするという選択肢もあったが、少し学びたい内容とはズレていそうだったので今回は検討から外した。

 

コードクロニクルも触ってみた。冒頭のノベルゲー部分は、ノベルゲーよろしくスキップかオート機能があるといいなと思った。適切なレベルから始められるといいかもしれない。

2019年を振り返る

仕事がそこそこ盛り上がっていることと、副業もやっていてギリギリまで仕事が納まらなかった。なんとなく大掃除をして、紅白とガキ使を断続的に入れ替えて見ていたら振り返りを書こうという気持ちになったので書いておく。2018年は時系列で振り返っていたが、2019年はテーマごとにピックアップする形にする。そば茹でてたら年内に間に合わなかった。

仕事

2018年のテーマはレガシィとの向き合いだった。ここで言っているのはレガシィなシステムやソフトウェアのことだと思ってもらえればいい。レガシィ大変。過去の経緯に引っ張られることで、崖に一人取り残された気持ちで仕事をするタイミングがちょこちょこあった。京都で新規建造物を作ろうとしたら地下から出土品が出てきて、出土品の調査をしつつ新しい建造物(ソフトウェア)を作っていくような仕事の様子ですと振り返りの中で表現した。物理的な建築物と違ってどちらも同時に進められそうに思ってしまうから不思議だ。幸いなことにこういう気持ちになったことをある程度正直にチームの振り返りで話すこともできているし、かなり手助けを得ることが出来ている。本当にチームに感謝している。こうしたレガシィとの向き合いを少しはブログにまとめることができた。

https://blog.hokkai7go.jp/entry/regeneration-legacy-reverse-proxy

このブログを書いたのは2月だったが年末にかけてもっとヘビーなものと闘うことになる。これはまだ終わっていないのでまとめられていない。いつかアウトプットしたいと思う。2019年はいくつか登壇することができた。これまで自分の引き出しになかったスクラムやチーム関係の話題での登壇に挑戦できたし、内外の反応も良かったようでうれしい。

https://blog.hokkai7go.jp/entry/sre-lounge8 https://blog.hokkai7go.jp/entry/devlove-kansai-sre-scrum https://blog.hokkai7go.jp/entry/jtf2019-hatena-sre-scrum

はてなインターンでメンターを初体験できたのもよかった。

私生活

2019年の年始から京都に住み始めて10ヶ月で大阪に引っ越し結婚した。大きく人生が動いたしどんどんと生活の拠点が西に動いていっている。西日本なんか良いです。JAL修行を完了できたのもよかった。

ライブ

2019年は18回くらいライブに行ったらしい。WHY@DOLL解散の前に見ておけてよかった。だいたいBiSH関係だけどそれ以外だとエヴァンゲリオンのオケはよかった。昔行ったスターウォーズのやつと同じくらいワクワクした。2020年もそこそこライブ行きたい。