お仕事事例 AFLS

f:id:hokkai7go:20210615183056p:plain 以下の転職エントリで書いていましたが、新しい会社での公開事例ができたので技術力アピール等の意味を込めてブログに書くことにしました。 blog.hokkai7go.jp

https://pr.i-style.jp/press_20210609.pdf

上記のプレスリリース(PDF直リンクです)をご一読ください。まだ会社のWebページは無いのですが、一緒にサービスを作り上げた会社からプレスリリースが出ましたので、うちの会社でもプレスリリースを出しました。(このためにプレスリリース配信用静的Webサイトの構築をしました。)

龍馬伝という大河ドラマを見ていた方なら、いちむじんというギターデュオをやっていた山下俊輔さんというギタリストをご存知かもしれません。 山下さんが株式会社ZEYO2010という会社を立ち上げました。株式会社ZEYO2010でAFLSという高音質なライブ配信基盤を作るにあたり、株式会社アピリッツと共同で設計開発を行いました。

AFLSについて

afls.zeyo2010.co.jp サービス公開前や、公開後に何度か利用しました。高音質を謳っているだけあって大変よい体験でした。サービス公開前に山下さんのライブを聴いていましたが、数ヶ月の苦労もあってかギターの音が大変エモく聞こえました。興味あるライブがあるようでしたら使ってみてください。

設計開発

AFLSの設計開発のなかでも、自分はWebアプリケーションのインフラまわりの設計構築運用を担当しています。ほんの少しコードを書くこともしました。WebアプリケーションからAWSのMedia系サービスの操作をするコードのプロトタイプを作ったのですが、すでにきれいに書き直してもらえています。 この他にも同僚というか弊社社長はコーデック職人業をしていて、今ではコーデックの聞き分けができるらしいです。 ライブ配信のためのAWSサービスやAWS全般についてクラスメソッド株式会社にサポートいただきました。

AWSでの構築について、Webアプリケーションのインフラ構築は基本的にTerraformを利用しました。TerraformではVPC、EKSのクラスタ、CodeBuildの設定あたりを管理しています。何度も変更がありえそうなところは基本的にTerraform管理下にあります。EKSの設定は、terraform-provider-eksctlを利用しました。

github.com

CI/CDについては、CodeBuildとCode Pipelineを使っています。CodeBuildのbuildspec.yamlをTerraform管理下に置けることがわかり大変便利に使っています。dataとしてtemplateファイルを追加してあげている形です。この方式であれば、AWSマネジメントコンソール上でbuildspec.yamlを書くのと同じように、リポジトリにそのままbuildspec.yamlを編集できます。Terraformの中にbuildspec.yamlの内容を埋め込みたくなかったので便利ということですね。

data "template_file" "buildspec" {
  template = file("buildspec.yaml")
  vars = {
    aws_default_region = var.region
    aws_account_id     = var.aws_account_id
    image_tag          = "xxxxx"
    image_repo_name    = "xxxx/xxxx"
  }
}

コンポーネントのDockerfileが含まれるリポジトリにgit pushがあるとDocker Imageのビルドが走り、その後デプロイまでが行われるようになっています。ビルドやデプロイに関する環境変数の管理について開発者と自分の認識を合わせるのがなかなか大変だったという苦労話があります。CI/CDが整ってから安心感がとても増したことを覚えています。初期段階からCI/CDを用意できなかったのは悔やんでいるところです。

さいごに

経営コンサル、ITコンサルを主業としているので、このような構築案件は珍しいのですが、これまでのSREとしての経験を活かしつつ、音楽関係のお仕事に携わることができてうれしく思いました。関係者のみなさまお疲れさまでした。大変お世話になりました。また何かでご一緒できるとうれしいです。

失われたと言うコーヒー焼酎文化を求めて

理事をしているLOCALの学生部でのイベントがあり、現役の室蘭工業大学の学生やOBたちと話す機会があった。僕も室蘭工業大学を卒業している。

僕らや、親族にいる室蘭工業大学卒の人の話では、室蘭での飲み会といえばコーヒー焼酎を飲むのがスタンダードであるように思えた。その文化が最近では失われていると聞いたので驚いた。

卒業から10年くらい経つので、最近の大学周辺の飲み屋情報はさすがにわからないし、僕らがよく通っていた飲み屋も残念ながらいくつか無くなっているのを知っている。しかし、そんなに簡単にコーヒー焼酎文化が消えるのだろうか。

 

コーヒー焼酎って何?という人のために作り方をレクチャーしたい。僕のかなりアバウトなレシピはこんな感じだ

  • 瓶のキンミヤ焼酎(新品)をコップ一杯くらい適当に飲む
  • お好きなコーヒー豆を入れる。もともとの液面の高さになるとOK
  • 数日だったか数週間くらい放置する。色が徐々に変わってくるのを楽しむ。

簡単だ。この方法だと梅酒などの果実酒を漬けるときのように空き瓶を煮沸消毒するなどの手間が省ける気がして便利だ。

僕らが愛した、おぶりがぁどというお店で聞いた話では抽出したコーヒーの液体を焼酎にいれる派閥もあるらしい。

UCC上島珈琲もレシピを公開していることに今日気がついた。米・麦・芋焼酎と合わせるらしい。乙類焼酎と合わせるだなんて乙だな。

https://www.ucc.co.jp/enjoy/shochu/

 

コーヒー焼酎はなんだかスッキリ飲みやすくていい感じなんだ。もし、コーヒーと焼酎の両方が好きなら試してみてほしい。

コロナ禍が終わったら、室蘭工業大学のあたりの飲み屋を訪ねて、コーヒー焼酎文化が本当に失われたのか確認する現地調査をする必要がある。

 

わからないことと向き合う姿勢の違い

わからないこととどう向き合うのかは人によって大きく姿勢が異なるなと思った。

・わからないことを楽しめる人

・わからないことを素直に認められる人

・わからないことをけしからんと思う人

・わからないことを不安に思う人

いろんな人がいるけど、こうしたところが大きくズレてて噛み合わないことがあるね〜と思ったのだった。僕は、わからないことを楽しめる人でありたい。

 

一流の人を門外漢がどう見分けるのか

一流の人を門外漢がどう見分けるのかという話を考えていた。結構難しい話題だなと思った。何の一流の人なのかについてはあまり特定の分野の話ではなくぼんやり考えている。
門外漢としてその人が一流なのか判断するのは、評判なのか、論文や書籍なのか、肩書なのか、人柄なのか、専門医などの認定制度なのか、セキュリティスペシャリストなどの資格なのか、それらの組み合わせなのか。自分の中には明確に言語化できる基準はないと気がついた。
 
逆に外してはいけない、かんたんに言語化ところもあると思う。明らかに間違ったことを言っている人をフィルタリングする能力は少なくとも持っておきたいと思う。
 

オフラインの人々に取り残されるオンライン民

オフラインで人々が集まってて、僕はその場に参加するURLをもらえておらず難民になっている。カレンダーにはURLが書かれていなかった。仕方ないのでまったりしている…ということがあった。

前回はURLがないことがこんなに心細いことか…と思ったのだが、今回は慣れたので他の作業をしている心の余裕が少しばかりあった。僕は逆の立場でも、取り残される人がいないように取り計らえるようでありたい。そう思った

おうちVPN

aws.amazon.com

おうちECS Anywhereクラスタを組みたいと思ったので、この記事は大変いいインプットになった。我が家には初期セットアップをしたが特に何も動かしていないRaspberry Piがある。そんなに活用できていなかったIX2105もある。よし、これはおうちECS Anywhereクラスタを組むのを目標としつつAWSVPN張って遊んだりもしよう。ということでやった。

jpn.nec.com

やりましたと言っても、上記記事を参考にして新しいVPCVPN使うシナリオで立てて、設定ファイルダウンロードしてIXに投入したらほとんどできた。安価で固定IPもらえるプロバイダと契約してPPP設定も入れた。ネットワーク機器の設定をどう管理していくのが良いのかわかっていないけど、今の所は原始的な方法でなんとかなっている。遊ぶようにネットワークの勉強をして、ステイホーム生活をさらに楽しくしていけそうだなと思った朝だった。

仕事の範囲

家での自分の家事の範囲はどこまでだろうと悩んだことがあった。全部じゃん?って思うようになり、楽になった
仕事でも同じ事を思ったことがある。今は役員になったので全部じゃん?と思うのだが、かつては苦しんだ内容だった。

ここまでやっていればいいだろうという自分の勝手な線引きが間違っていると上長から指摘される経験があった。最近は立場が変わり上長として指摘する経験をすることになってしまった。(気持ちのいいものではなかった)
各自に対する期待を明確にしてくれていた、かつての上長のことを思い出して、自分も明確に期待を伝えていけるようになろうと思った。