オフラインのイベント参加に飢えていることに気が付いた。しかし子が小さいし、コロナの状況的にもあまり外出してイベント参加はできそうにない。最近のハイブリッド開催のカンファレンスに参加したい気持ちもあり、RubyKaigi 2022 のチケットを買った。楽しみだ。
FPからもらったアドバイス
かつての上司であり、今の会社の社長がファイナンシャルプランナー通称FPの資格を持っており、独身時代に貯金なしだった僕にアドバイスをくれました。そのおかげで3年で150万程度金融資産を持つところまで育てることができました。(わりとゆっくりです)当時は本当にお金なくて車買うとか全く考えたことかありませんでした。今ではこの状況を脱していますが、同様の状況におかれている人に有用かもしれないので書き残しておきます。
- 収支の図示でいくら使える、いくら無駄省けるかを把握し、改善につなげる
- 投資や貯金は予算として確保して、給料日を起点として使うよりも前にお金が移動されるようにしておく
- NISAやiDeCoといった制度は最大限活用する
この3つだったと思います。普通はまずファイナンシャルプランナーと知り合うところからやる必要があるので、自分はラッキーな境遇でした。
保険屋さんがファイナンシャルプランナー資格持ってるパターンもあると思いますが、ある会社の製品を担いでいないファイナンシャルプランナーと知り合ったのも良かった点でした。
投資については、月数百円の積立から始めました。お金の余裕がなくても数百円なら負担感なく始められました。
収支の図示は今でも収入や支出に変化があればやっています。マネーフォワードなどのサービスを使って把握するのもいいですね。
この記事がなにかの役にたてばうれしいです。
プラモデル制作の苦労話
写真の通りNDロードスターと、B-788のプラモデルを作り、塗装までやった。ところで猫の後頭部ってかわいいですね。
プラモデル制作について持っていた苦手意識についてはこの記事に書いた。
今回はそこそこ頑張って塗装までやったので、全体を通した苦労話について書く。
技術
組み立て
ニッパーで切り取り、ナイフで細部を整えるというのをやっていた。ここはそんなに特筆すべきところがない。
塗る(接着剤)
接着に必要な最少量を塗るというのが難しい。後述する事件につながった。
塗る(筆)
今回のプラモデル制作で一番上手になったところだと思う。手が器用な方ではないが、自分でそこそこの納得がいくくらいに塗れるようになった。
塗る(スプレー)
後の工程に悪影響を及ぼす失敗があった。塗る対象とスプレー缶の距離感、吹き出し直後と吹き出し終了は塗る対象にあてずに空中に逃がすと良いことを学んだ。
失敗たち
サーフェイサー塗りすぎてゴテゴテ事件
ボディーの塗装をする前にサーフェイサーを塗ったのだが、これがもうムラになりまくって大変だった。塗る対象とスプレー缶の距離感、吹き出し直後と吹き出し終了は塗る対象にあてずに空中に逃がすというテクはこれが原因で調べてようやくわかった。
サーフェイサーをやり直すのも大変だった。まずヤスリがけしてしまい、少し筋が残ってしまった。この段になってうすめ液を買い、ひたすらサーフェイサーを落としていった。
ライトの接着剤はみ出し事件
車のライトを接着する際の接着剤を少量にするように気をつけたのだが、それでもライトの透明な部分にはみ出してきてしまった。しかもボディーの裏側にまで砂吹き状になった塗料が乗ってしまったので、赤色がライトにはみ出てくるという悲惨な状況になった。うすめ液を駆使してマシな状況にもっていった。
まだよくわかっていないこと
同一平面上で違う色を塗る際にヘリまでキレイに塗る方法
ロードスターであればボディのドアなど人が乗るあたりの周囲を黒く塗る必要があって、メンディングテープを駆使して塗ってみたがどうしてもテープの下に滲むなど、ヘリまでキレイに塗るのにそこそこ苦労した。筆の使い方が若干うまくなったので、うまいこと塗って頑張ったが、なにかいい方法があるのではないかと思ってしまっている。
道具が揃ってきたので、また気が向いたら取り組みたい。
ビジョナリーカンパニーを読んだ
経営にかかわるようになり、ビジョンについて考える機会があったのでビジョナリーカンパニーを読んでみた。この本に書いてあるように、経営者や経営手法が大事なのだと思っていた。しかし、そうではないのだと教えてくれたのが一番よかった点だと感じている。訳書ではよくあることだが、回りくどさや何度も同じことが書かれていて後半はダレてきてしまった。途中までは楽しく読んでいたと思う。
以下、読書メモより
- 時を告げるのではなく、時計をつくる
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- 素晴らしいアイデアを持っていたり、すばらしいビジョンを持ったカリスマ的指導者であるのは「時を告げること」であり、ひとりの指導者の時代をはるかに超えて、いくつもの商品のライフサイクルを通じて繁栄し続ける会社を築くのは「時計をつくる」ことである
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- 素晴らしいアイデアにこだわっていると、企業が究極の作品だとは考えられなくなってしまうからだ
- 企業そのものが究極の作品である
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- 会社を製品の手段として見るのではなく、製品を会社の手段として見るように、発想を転換することになった
- (前略)これら(=製品)はやがて時代遅れになる。最大の貢献は、決して時代遅れにはならないもの、適応能力が高く、世代を超えて受け継がれる深く根付いた基本的価値観という「伝統ある精神」を持つ会社である
- ビジョナリーカンパニーが素晴らしい製品やサービスを次々に生み出しているのは、こうした会社が組織として卓越しているからにほかならず、すばらしい製品やサービスを生み出しているから素晴らしい組織になったのではないと思われる。
- ビジョナリーカンパニーの多くが現実主義と理想主義という二つの側面を両方合わせ持っている。価値観を守るか、それとも現実主義に徹するかの選択を迫られているとは考えず、現実的な解決策を見つけ、かつ、基本的価値観を貫くのが課題だと考える
- 正しい理念はあるのか
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- 理念の柱は何か?顧客、従業員、製品やサービス、冒険、革新
- ビジョナリーカンパニーの理念に不可欠なものはない。理念が本物であり、企業がどこまで理念を突き通しているのか方が理念の内容より重要
- 重要なのは、正しい理念や好ましい基本理念を持ってるかではなく、基本理念を持っており、社員の指針となり、活力を与えているかどうか
- ビジョナリー・カンパニーを築くには、基本理念を文書にすることが重要である
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- 基本理念=基本的価値観+目的
- 基本的価値観は組織にとって不可欠で不変の主義であり、利益の追求や目先の事情のために曲げてはならない
- ビジョナリー・カンパニーの基本的価値観は、理論や外部環境によって正当化する必要などないものである。時代の流れや流行に左右されることもない。市場環境が変化した場合ですら、変わることはない
- 基本理念を維持しながら、進歩を促す
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- 進歩への意欲があるから、基本理念を維持できる
- 基本理念を維持し、進歩を促す具体的な仕組みを整えることが何よりも大切だ。これが時計をつくる考え方の真髄である
- BHAG - 進歩を促す強力な仕組み
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- 社運をかけた大胆な目標(Big Hairy Audacious Goals)
- BHAGは人々の意欲を引き出す。人々の心に訴え、心を動かす。具体的でわくわくさせられ、焦点が絞られている。だれにでもすぐに理解でき、くどくど説明する必要はない
- BHAGが有益なのは、それが達成されていない間だけ
- BHAGと呼べるのは、の目標を達成する決意がきわめて固い場合だけ
- (つまり経営層も本気だぞという姿勢を見せ、リスクを取っていく動きを継続的にやっていくことで進歩を促していくということかな
- BHAGを設定するにはある程度まで、合理的な判断を超えた自信がなければならない
- 不遜要因
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- BHAGは社内より社外からの方がはるかに大胆に見える。ビジョナリーカンパニーがいくら大胆でも神々を恐れぬほどではない。掲げた目標を達成できないとは考えてない
- 大量のものを試して、うまくいったものを残す
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- 進化による進歩をはるかに積極的に促している
麦粒腫っぽいものができた
麦粒腫っぽいものが出来たのは初めてではないけれど、前にできたときのことをすっかり覚えていない。前は門前仲町の交差点にある眼科に行ったことだけは覚えている。
左目下まぶたが腫れて、視野に少しふくらみが見えるようになったので異常に気がついた。1日ほど放置してみたがひどくなっているようだったので眼科に行った。
治りにくいと思いますよと言われたのが印象的だったのだが、処方された抗菌薬が含まれている目薬二種を2週間ほどさすと出来物が小さくなっているようだ。
この出来物が小さくなる経過がなんとも言い難い感覚だったので書き残しておくことにした。まぶたを閉じる際に、出来物の開口部と思われるところからぴょろりと内容物が出てきては視界を白く濁らされるのがなんとも言い難い感覚の正体だった。仕事をしていても、子供を見ていても、テニスをしていてもぴょろりと出てくるのだ。良いのか知らないが、状況が許すときはアイボンで洗眼していた。花粉症以外にもアイボンは役に立っていて、小林製薬へのありがたさが募っていく。小林製薬の株を買うのがいいかもしれない。
マネジメントの負荷に気づいた出来事
https://q.livesense.co.jp/2022/03/31/1524.html
この記事を読んで、自分はマネジメントをやり始めたところだが、他の人の悩みを聞いても辛くないし。と思っていた。
しかし、最近これが強がりなのではないかと感じることがあった。本人にしたら耳の痛いであろうフィードバックをせざるを得ないタイミングと、評価を行うタイミングが重なり、これは大変だなと思っていたら、最近調子の良かった肩や背中が急に凝ってしまうということがあった。
マネジメント業務による心身への負荷は大したことはないと思っていたけれど、身体は正直に反応していたようだ。マネジメント層にケアを!と言いたいわけではないのだが、マネジメント業務による心身への負荷については軽んじてはいけなさそうだと感じた出来事だった。
質問をうまく活用する
質問をするというのはとても重要だと考えている。質問を通じて自分の理解を深めることができる。新たな発見につながる会話が誘発される体験があったから重要だと考えている。
会議の中で、「質問はありませんか?」という問いかけがよくある。自分の先入観があるかもしれないが、ベテランほど質問の機会を活用しているように感じる。冒頭に述べたような自分の理解の確認をしたり、事前に調査をして疑問点を列挙して会議に臨むなど会議への準備をしてきたことやプロとしての矜持みたいなものがうっすら見えてくる。
発表を聞いた直後に真っ先に質問をして、質問のハードルを下げるという話も聞いたことがある。素晴らしいと思う。
最近の自分は、質問がぼんやりしていてもひとまず口に出すことにしている。周囲とのコミュニケーションによって質問の意図がクリアになったり、新たな論点が見つかる体験があったからだ。
質問をうまく活用したいし、周囲のみんなにもうまく活用してもらいたいと思っている。