はじめに
この記事は社内技術ブログに書いたものを加筆訂正したものです。網羅的ではないですし、勤務先に特化した部分もあるので、一般的にあてはまらない箇所もあるかと思います。その点承知の上読んでもらえるとありがたいです。
仕事の全体像をつかめないのは以下の原因によるものと個人的には考えています。下記の対処は早くに出来るほど価値が高いものと思います。
知識不足への対処をする
- 知識が不足していると、どんなタスクや問題が発生するのか想像がつきません。
- やると良いことの例: プロジェクト等の歴史について調べる、ドキュメント読み漁り、同僚との会話、資格試験、書籍等での学習
経験不足への対処をする
- 経験が不足していると、どんなタスクや問題が発生するのか想像がつきません。技術的な詳細を追うことで見えてくる問題が確実にあるので、利用する技術のドキュメントを読むだけでなく実際に手を動かし、手に馴染むまで触ってみる経験が必要となります。
- やると良いことの例: 再現(検証)環境をつくる、研修受講等
時間軸について理解する
プロジェクトの契約期間や、重要なマイルストンはいつに設定されているか、という時間軸についての理解が必要となります。
プロセスやフロー、関係する他者への理解を深める
業務フローやその処理プロセスについて理解することは、どんな仕事をしていても必要なことだと思います。
ルールへの理解を深める
- 契約、規制、法律といったルールを学ぶことは自分たちを守るために必要なことです。ここがふわふわしていると、契約範囲や作業のクオリティについての理解もふわふわしてしまいます。PCI DSSなどの業界規制のガイドラインがあるなら、それを学ぶことは全体像をつかむ手助けになります(大変だけど)
- やると良いことの例: 契約内容を営業等に聞く。何度聞いても良い。クレジットカード業界であればPCI DSSについて学ぶ等
参考文献
これを参考文献として挙げたのは、全体像が把握できることはリーダーとしての必須要件と考えているからです。 tech.drecom.co.jp