YAPC::Hakodate 2024で北海道エンジニアコミュニティ座談会に出てきました

出るまでの経緯

yapcjapan.org

北海道で開催されるなら行かねばならぬと思い一般参加を考えていました。 JANOG54奈良に参加してる間にLOCAL理事の三谷さん(通称:母、以下母と表記)と飲んでいると、あなたもYAPC函館でパネルディスカッションに出るのよと知らされました。まだスタッフからは連絡が来る前だったので驚きました。うれしい驚きは歓迎です。

パネルディスカッションの内容

北海道エンジニアコミュニティ座談会として、パネラーの母、onagataniさん、ジャンボさん、ちくわくん、自分が出ました。自分の立ち位置としては、北海道出身で北海道を離れたエンジニアというものでした。 LOCALと、LOCAL学生部の紹介をしたのはもちろん、コミュニティの世代交代やコミュニティリーダーの終活、北海道ならではの参加障壁(距離、天候)、働き方、北海道の魅力といった話をしました。正直なところ、もう20分くらいあったらさらに盛り上がるというか、熱が入ったかなと思いました。パネルディスカッションというやつは、熱が入りにくいですからね。

自分とLOCALの出会いから、現在までについては元同僚のonkさんが一言にまとめてくれてました。自分の15年?近くの活動はこの一言に尽きますね。投稿ありがとうございます。

「コミュニティとは誰か」という好きなるびまの巻頭言の話もできました。 magazine.rubyist.net

巻頭言にあるように、コミュニティとはあなたのことなのだと思います。今回のパネルディスカッションに出ていた話題の中でも、コミュニティの立ち上げから、世代交代、就活に至るまでこの話につながっていると感じています。また、前夜祭であらたまさんから話されていた内容も今回のパネルディスカッションの内容に関連していますね。コミュニティを始めるのもやめるのも自由だし気軽で良い。参加者としての、のっていきの話にも触れられているのが素敵だなと思いました。

speakerdeck.com

座談会の様子はtogetterでまとめてもらってました

togetter.com

全体

函館は好きな街なので、このように登壇の機会をもらえてうれしかったです。運営の皆さんに感謝しています。

せっかく登壇するので、同僚というか部下に来てもらいました。技術カンファレンスを体験してもらい、知人を紹介しまくることができたので良かったです。

Keynoteをはじめとしたいくつものセッションで、技術的な刺激をもらえました。量が質に転化するほどのコードを書けてないと改めて感じたので、やっていきましょう。

ごはんと感想

ごはんのおいしいカンファレンスでした。会場でラッキーピエロハンバーガーや、ハセガワストアのやきとり弁当が出てくるとは思ってなかったし、たこ焼きやカレーなどのフードトラックもあり、ガラナもあり、満足度高すぎるだろと思いました。

懇親会のごはんもおいしくて満足度高かったです。食べたいと思っていた毛沢東チキンがあったのがうれしかったですね。

今度は家族みんなでゆっくり函館行きたいなと思いました。

大阪Ruby会議04に参加した

2024/08/24に開催された大阪Ruby会議04に参加した。

各セッションの感想や内容について書くのは他の人に任せたいと思う。

会社のみんなの目標設定や、会社の外部露出について最近考えていたので、どうして自分はこういうカンファレンスに行くのかということを考えながら聞いていた。 前職(はてな)とは真逆なのだが、今の会社内での技術的な刺激は不足しがちだ。なので、RubyKaigiをはじめとした技術イベントに参加している。言い方を変えると、自分より強いやつに会いに行くということだと思う。あとは、知らないことを知りに行くというのも大きな理由となっている。つまり、知的好奇心のためであり、明日からの活力を得るためというところが大きい。

技術的な刺激や、知的好奇心の話

しおいさんがHappy Eyeballs v2の実装に関わることになった話を詳しく聞いた。先駆者がいたことや、やってみたらどうかとサジェストする人の存在があったことを知った。うまく言えないがとてもいいなと思った。個人的には最近ネットワークに興味があり、ハードウェアとソフトウェアの両面でネットワークへの理解を深めたいと思っていたので、しおいさんの発表がとても気になっていたのだった。IPv4IPv6それぞれ、または両方の環境が必要になるし、もちろんそれらへの理解が深まらないと実装できない。実装上の苦労も考えて、すげーとなっていたのだった。

https://speakerdeck.com/coe401_/an-adventure-of-happy-eyeballs

Introduction of Happy Eyeballs Version 2 (RFC8305) to the Socket library - Speaker Deck

人やコミュニティとのつながり

こういうカンファレンスでは人や、コミュニティに触れてつながるというところも大きい。すでに10年以上の長い付き合いの人たちもいたし、初めましての人もいた。数回会って話したくらいなのに、自分の顔や名前を覚えてくれている人たちがいるのはうれしいことだと思った。これまでに何度か書いているように、技術も好きだがそれ以上に人やコミュニティが好きなのだ。どうしてもコミュニティの運営や、世代交代といったところに目が向いてしまう。その点で、今回 ydah_さんが実行委員長を引き受けていたことが大変素晴らしいと思ったし、そのうえでとても楽しいイベントであったと感じた。

仕事以外のコード

動作する綺麗ではないコードを書く時間を確保しようという気持ちになった。しかしコードを単純に書いていれば良いわけではないのだと思っていて、深いところまでやっていくのが良いように感じた。

さいご

いやはや~という感じなのだが、毎回のようにやっていくぞ!という気持ちになれていてありがたい。人やコミュニティは自分にとって身近なテーマだったが、そこにもう少しコードも付け加えていきたいなと思った。

JANOG54に参加してきました

背景とか

ここ最近知的好奇心ペースで追っかけているテーマの一つとしてネットワークがあります。長崎で行われたJANOG52に続いて、2回目のJANOG参加となりました。奈良でお話ししてくださったみなさん、運営のみなさんありがとうございました。

印象に残ったセッション

印象に残ったセッションとしては、NTT法廃止関連のセッションと、自動化のセッションがありました。

NTT法改正

www.janog.gr.jp NTT法改正に関するKDDIによる資料が大変わかりやすかったです。

PDF直リンク注意 https://newsroom.kddi.com/past_assets/newsrelease/2023/12/04/pdf/press_20231204_01.pdf

Xにも同様の感想を書いている人がいましたが、登大遊さんが話している様子を生で見られて良かったです。NTT法についてはどうなっていくのか今後が気になるところです。

自動化の教育

www.janog.gr.jp

事前から大変気になっていたセッションでした。一時期Chefのことをやっていて、今はAnsibleやTerraformで自動化の恩恵を受けている身としては参加せざるを得ないと思ったからです。

BoF

若者へのネットワーク技術継承BoF

LOCAL学生部とか、理事をやってきた経験をもとに議論に参加できました。若い人をどう巻き込んでいくのか、巻き込んだ若者もいつか若者ではなくなるので、どのように世代交代をしていくのかという話をしました。LOCALでの経験上気をつけている話として、場の雰囲気の維持やファシリテーションの大事さの話をしました。 また、若者にネットワークを教えるのが難しいというテーマがありましたが、これは自分がこれまでやってきたSREや情シスについても同じ課題があると感じました。そのうえで、何を若者に継承したいのかという話があり、基礎知識や、調べ方、環境、思い(エモーショナルなところ)、インプットやアウトプット、キャリアパスやラーニングパスについて継承したいのではないかという具体的な議論ができたのがとてもよかったです。

子育てBoF

仕事やセッションの合間に15分ほど参加できました。3人子育てしている方の話や、子供にどんな映像コンテンツを見せているかといった具体的な話が交換されていてよかったです。

さいごに

JANOGは自分がまだ知らないことを知るきっかけを得られることが多く、また、知っていることをさらに深めるためのきっかけを多くもらえる場だと感じています。また、コミュニティとしても興味深いので、今後もタイミングをみつけて参加していこうと思います。いつかは発表したいですね。

F1をDAZNからフジで見るように変更した

DAZN高い割に、F1以外のスポーツを見る余裕はなかった。子育て中のため。
F1 ZONEで情報見られるのはありがたいが、情報多くて視線移動も増えて疲労も増えるので、あまり使用できてなかった。
Wednesday F1 Timeもありがたいコンテンツだったが、周辺コンテンツまで見る余裕がほぼなかった。
Webやテレビのアプリ、スマホのアプリでの体験が良いとは思えなかった。

これらが主な理由となり、またどんどん視聴料が高くなる割に改善が見えないのでDAZNの契約更新を止めた。

フジF1は高校生の時の地上波以来のお付き合いであり、かなりのご無沙汰状態だった

フジF1をスカパーで契約するのにあわせて、nasneを買った。nasneで録画してF1を見ている。

実況はいいけど解説が微妙という話題がある
これまでDAZNのF1で、サッシャさん、中野さんのわかりやすくスマート?な実況解説に慣れていた。そのため、フジF1の前評判として聞いていた解説微妙という話はとても気になっていた。

いくつかのレースウィークエンドを経てわかった具体的な解説への文句としては、radioの会話を拾える率が低い、何かを言いかけて止まるという放送事故気味の解説中断、解説する気があるのかわからない発言の多さなどがある。誰とは明記しないが、見たことある人ならわかると思う。視聴者に向けて丁寧な解説に生まれ変わることを期待したい。新しい視聴者のことも考えた方がいいように思う。

文句はこれくらいとしておく。
F1というコンテンツの視聴には思ったより支障がないのが現状である。
サーキットに行ったときに、ストリーミングで見にくい視聴方式になったと思うのだが、サーキットに行けていないので今のところ問題になっていない。
今のところ月に1000円ほど節約になったはずである。

Google WorkspaceのユーザーOU変更をGoogle Apps Scriptで行った話

数百人程度のGoogle Workspaceで、ユーザーのOU変更を行う必要があった。 最初はRubygoogle-apis-admin_directory_v1 gemでの変更を検討し、実際に検証を行った。 user.update!(org_unit_path: new_ou_path)で組織部門(OU)の更新をかけても、API上では変更が反映されているように見えるが、管理画面 (admin.google.com) からは組織部門(OU)の更新が確認できなかった。

rubygems.org

そこで、Google Apps Scriptを利用してユーザーのOU変更を行う方針に変更した。 ほぼ以下のサンプル通りでほぼ動く。Rubyでやるときに必要だったGOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALSの設定や、認証まわりの設定、APIのスコープの設定などがまるっと要らなくなっている。 その代わり、紐づくGCPのProjectを設定したり、利用するサービスとしてAdminDirectoryの追加が必要だった。

developers.google.com

スプレッドシートからの読み取りや、例外処理など細々とした処理を除けば、一人のユーザーのOU変更に必要なコードはこんな感じだった。名前から分かる通りemailは、ユーザーのメールアドレスが入っている。

user = AdminDirectory.Users.get(email);
AdminDirectory.Users.update({orgUnitPath: ou_path});

大体の問題解決はRubyで行ってきたが、今回は珍しくRubyでの手段が絶たれたのでGoogle Apps Scriptを試してみてうまくいった事例だった。Google Apps ScriptはJavascriptっぽい感じなのだが、少しは今回を機に仲良くなれるといいなと思っている。

付き添い入院やってみての感想

実は先日2人目の子供(女の子)が生まれた。大変めでたい。しかし2人目の子供と奥さんがまだ家に帰ってきていないタイミングで上の子が喘息の発作で入院することになってしまった。どうやら人生いろいろあるらしい。

感想

自分が寝られていないと本当にしんどい。24時間ほぼ張り付きで育児になる。しかも病児なので、普段以上にMPを消費する感じがあった。

風呂はシャワーを20分以内ですます感じだし、自分のことは後回しになる。ごはん、トイレ、飲み物などすべてが。自分のことはできない、どこにも行けない、全ての予定をリスケする必要性が出た。
今回困ったのは2人目の子供が生まれたのに出生届を出しに行くタイミングの目処が立たないことだった。
嫁の両親にはとても助けられた。入院すると思って深夜の受診してないので、子供と自分の衣服など身の回りのものや数日分の自分の食べ物、飲み物、飲み薬などを持ってきてくれた。

核家族ではかなり厳しそうだし、ワンオペ育児ではこの生活かなり無理があるだろうなと想像できた。
さらに長期での入院になると仕事を辞めざるを得ない人もいるとのことで、厳しさしかない。

 

「付き添い入院」食事・ベッド・シャワー、親の生活環境改善を | NHK | ニュース深掘り

 

子供の状態が良くなり、夜の睡眠や昼寝がしっかりできるようになってくると自分もしっかり寝られるようになったので自分の精神が安定していくのを感じた。

自分のことはできないと書いたが、積んでいた漫画や本の消化は捗った。
あと子供の入院前にやっていたJANOG53のNETCON解説を読み漁るのが捗った

NETCON開催のご案内 - JANOG53 Meeting in Hakata

 

自分の入院とは違い(自分は入院したことない)、小児の付き添い入院ならではの事情があるし、これはやってみないとわからんなと思った。

 

どうでもいい感想

医療情報技師の資格を取る際に勉強したので、電子カルテやPACSとの連携や、オーダ情報の連携など病院の電子化具合が大変気になった。食札とかそこらへんも気になった。実際の運用についてはあまりわからないが、ぼんやりとこういうシステムがあるんだろうなと、登場人物が想像できる感じというところだろうか。

RTX1210でtransixのDS-LiteとZOOT NATIVEの固定IPv4アドレスを併用する

qiita.com

この記事を見て固定IPv4アドレス使えることを期待していたのだが、なぜかできない状況が続いていた。しかしこの記事を見て、プロバイダ設定のところを入れてみたところIPv4アドレスが固定できた。Luaスクリプトでどうこうしている部分がうまく動いていなかったのかもしれない。 この件について言及している記事は特になかったので、自分用にメモしておく。

www.open-circuit.ne.jp