じゅーんさんが読んだと書いていて気になっていた、ファクトフルネスという本を読んだ。
思い出してみると本能に支配されていたなというエピソード
本書のなかに、「焦り本能」というものがある。焦り本能を抑えるには小さな一歩を重ねようとある。ここからは自分の過去の話だ。IT系のエンジニアとして、あるいは一人の人間として、上京したてのころは焦っていたように思う。「コードを書くことを毎日続けるのが良い」と言っている人を見て、自分がそんなにコードを書けないこともわかっていながら、ただただ焦っていたことを思い出した。でも、最近を振り返って見るとそこそこコードを書く仕事を続けているし、毎日とは言わずともだいたい毎日に近くコードを書くことと向き合えている。自分のモチベーションと向き合えるようになったからか焦りも消えた。
もう一つある。分断本能についてハッとしたことがあった。これはチームメンバーの発した言葉が、まさに分断を意識させる言動だったことがあって気が付かされた。あちら、こちらと分断して人や組織をカテゴライズすることは、分断本能によるものだとそのときに思った。もちろん、悪く言うつもりはないので、気が付かせてくれてありがとうと感じたエピソードだった。
感想
【FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣/ハンス・ロスリング他】とても良い本だった。10の本能それぞれの説明をしている本文もよかっ… → https://t.co/fNrhqDdiGR #bookmeter
— hokkai7go (@hokkai7go) March 21, 2019
ファクトフルネスの謝辞やあとがき良すぎて、ちょっと泣いたわ…。本文が淡々としているなか、最後にエモーショナルなところを持ってきていてやられた
— hokkai7go (@hokkai7go) March 21, 2019
どのような人にもおすすめしたい。読んでみたらあなたの感想を聞いてみたいと思う。